【食に無関心、知識もなかった学生時代】
私は幼い頃は食が細く、
小学生の時は、残さずたべないといけない給食がとにかく苦手で、外食をするのも嫌いでした。
食には本当に関心がない子供でしたね。
学生時代は、部活帰りにコンビニで唐揚げを買ったり、
ダイエットと称して
お昼ご飯をカロリーメイトと野菜ジュースにしたかと思えば、夕方になるとお腹がすいて
友達とマックのポテトを食べたりしていました。
ご飯よりお菓子が好きで、両親に
お菓子じゃなくてご飯をたべなさい。
といつも言われていました。
【アルバイトで学んだ究極のおもてなし】
そんなめちゃくちゃな食生活をしていた私が、
食に関心を持ち始めたのは高校生の時に始めた寿司割烹料理屋でのアルバイトがきっかけでした。
たくさんの料理人の方がいて、それぞれ得意な分野を分担し、
調味料や食材にもこだわり、大将が目で見て市場で商品を選ぶ。
それらをお客様一人一人にあわせた調理法を考え、
そのお料理に合わせた器を選び
カウンターには板前さんが並び
一番美味しい状態で、見た目も美しくお出しする。
そんなプロの食に対する姿勢と意識を目の当たりにして、これが究極のおもてなしだと思いました。
そして、少しずつではありますが
その感覚をインストールしている自分がいました。
何よりもそれを食べているお客様は
とても幸せそうで、
私はただ配膳をするという役割ですが
心を込めて作られたものとお客様を繋ぐ役割はとてもやりがいがありました。
そして、普段食事をするときも、今まで考えもしなかった食材の背景を考えるようになりました。
例えば野菜なら、生産者さんの想いがあって、そこからそれを仕入れる人がいて、それを買って、調理をする。
つまり、目の前のものがどんな思いで育てられ、調理されているのか、背景を考えられるようになったのです。
食に無頓着だった私にとっては、大きな出来事でした。
結局ここでのアルバイトは
大学卒業までの約6年間続けることになりました。
【がむしゃらだった証券営業時代】
この流れでいくと、就職先は飲食業?
と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが
そうではありませんでした。
新卒で入社したのは、
証券会社での営業職でした。
入社してすぐに新規開拓営業の日々。
最初の1、2年は暑い日も寒い日も雨の日も
一軒一軒飛び込み営業という時代でした。
当時の毎日は、数字に追われ
昼食もパパッとよく噛まずに手軽なもので済ませ
夜も飲みに行く事が多く
そして飲む量も尋常じゃない、
そんな日々でした。
会社員時代の私の決め事は
新人賞を始め、
毎期必ず社内表彰されるということ。
それを達成しながら、一生懸命日々全力で過ごしていました。
【自分に対する違和感】
そして、5年ほど経ったある時
新卒採用のお仕事をさせていただく機会がありました。
数ヶ月間朝から晩まで学生さんと面接をしたり
何百人という学生の方の前で仕事について話をする。
その時に、だんだんと自分に対する違和感を感じるようになってきたのです。
夢と希望がいっぱいの学生さんを前に
私はどうだろう?
何がしたいんだろう??
職場環境にも、お客様にも恵まれている。
充実している。
だけど、この先の目標がない。
自分の姿を鏡で見ると
全然生き生きしてない
肌もボロボロ
身も心もボロボロになっていたのです。
日々向き合う希望に満ち溢れた学生さんたちに
だんだんと申し訳ない気持ちになってくる程でした。
もう仕事辞めよう。
そして、新卒採用の任期が終了したと同時に退職を決意。
周りの人から言われるのは
「せっかくのキャリアが勿体無い」
そればかりで、
自分の決断は間違っていたのかなと思うこともありました。
【飛び込んだのはお料理教室】
どうにかして新たな人生を生き生きと歩みたい!!
仕事を辞めてから3ヶ月はとにかく身体が重く、体調も良くなくてお先真っ暗という状態でしたが
そう思って自分探しの旅が始まりました。
行動力と前向きさだけは人一倍あり、
ひたすら自分と向き合いました。
人に言うのも恥ずかしいほど自己投資してきましたし
色んなことにチャレンジしましたね。
でも何をしても「何か違う」
そんなことを1年ほどしていると
学生の頃から通っていたお料理教室の
新スタジオスタッフ募集の案内が目に留まり
これやってみよう!と
いつものように考える前にすぐ行動し
次の日には面接に行きました。
そして勤務開始。
これも違った。
またすぐにそう思うんだろうな
と思う気持ちがどこかにありました。
しかしそれは違いました。
今までは、生徒として楽しく通っていた立場から
今度は自分が教える立場になり
食の大切さを実感するようになりました。
子供の頃から大好きなお菓子も手作りするようになり、
今まで何の抵抗もなく食べていたコンビニのパンや出来合いのお惣菜などが食べたくなくなるほどに
手作りのおいしさに惹かれていました。
食事面も自然とバランスを考えたり、
食材や調味料にも気を配るようになったり、栄養素を逃さない調理法をしたりするようになりました。
お給料こそ前職の1/3以下でしたが、
それでも、日々の充実感や、幸福度は以前よりずっと高かったです。
それは、きっと食事が自然と整い、
そして、好きな事をしているという幸福感。
いつもできたてのパンやお菓子のいい香りに包まれ
講師も生徒様も、お料理が好き、学びたい、という志の高い方が集まる空間はとてもエネルギーに満ち溢れた世界でした。
ほとんどは自分のためというよりは、家族のためにレパートリーを増やしたいという方や、
彼のために美味しいお料理を作れるようになりたいというような、誰かのためにという温かい気持ちのある生徒様ばかりでした。
たくさんの幸福感が循環していたように思います。
プライベートでは、日常的にスーパーへ行くようになり、
自分で食材を選び
手作りする日々にかわり、以前のアルバイト先の職人さんたちを思い出しました。
レベルは違えど、
手作りのお料理に込める思いは同じ。
自分の身体や、食べる人の事を思い、
食材を買って、調味料を選ぶ、
1番美味しく、心も身体も満たされる方法を考える。
それがとても楽しく、日々の生活がイキイキとしていきました。
さらに、生徒さまと一緒にレッスンを作り上げていく楽しさ、
生徒様と向き合うことに対するやりがいを段々と感じていました。
中には、前職でも経験した就職活動中の生徒様との出会いもありました。
でも今度は企業側、人事部の人ではなく
一個人としてしっかり向き合う事が出来ました。
その学生さんはCAさんを目指していて日本の企業だけじゃなく
海外の企業を受けることに悩んでいらっしゃいました。
家族とも、付き合っている彼氏とも離れ離れになっちゃうしどうしようと。
私はただひたすら、うんうんと聞いて、
そして私の人生のストーリーも伝えました。
とにかく学生の時からそこまで明確な目標があることは
本当に素晴らしいこと。羨ましいと。
どんな決断をしても、きっと家族も彼氏も応援してくれると思うし
私も応援してると。
それだけ伝えました。
「先生に話してスッキリした!
前向きな気持ちになれました、ありがとう。」
と言ってくれました。
その後彼女は外資系の航空会社に就職が決まり
レッスンのない日に私にわざわざ報告に来てくれました。
嬉しかったです。
教室での出会いで、こんなにも人と向き合って
その人の人生にも寄り添えるなんて。
【理想の世界を作るために】
転職したのが29歳でした。
その後私は結婚、妊娠とライフステージが変わり、またさらに理想の世界に向けてお料理教室は退職することになりました。
家族が増えて行く過程で
食に対する姿勢がより一層改めらたのと同時に
働き方についても考えるようになりました。
食に関しては、
家族の健康を考えるのはもちろんですが、
自分自身産後の体系の変化、
年齢による体質の変化などを感じ
もう一度改めて生活の質を見直すべく
新たな学びを始めました。
自分の時間ができたら、
さまざまなお料理教室へ通いました。
自然療法、グルテンフリー、ビューティーフード、勤務したところではない大手、個人サロンと
あらゆる角度から学びました。
現在私は34歳。
3歳と0歳の娘がいます。
妊娠出産で増えた10キロ以上の体重は、
妊娠前より減り、肌も髪も20代の会社員時代の時よりハリがあります。
ずっと悩みだった冷え性もいつのまにか改善され、
風邪を引くことも、便通に悩むこともほとんどなくなりました。
働き方についても、出産をきっかけに独立していく友人たちの話を聞いては私の理想の形だなと思うようになりました。
私の理想とは、幼い娘たちの成長をしっかり見ながら、
学校のイベントなどにも参加できるような職場環境。家族との時間を過ごし、安心安住の上で、しっかり自己実現をできる環境でした。
段々と企業に属するよりも、自宅サロンやオンラインサロンという形でサービスを提供する方が、
より自由に楽しくできると確信するようになりました。
提供する側の気持ちはダイレクトにお客様に伝わるので
自分自身が楽しめること、これはマストになります。
そして、準備期間数年かかり、
ようやく私の理想とするサロンを形にする事が出来ました。
私のサロンは私がフードコーチとなり一人一人に寄り添うオーダーメイド型のサロンです。
食を通じてなりたいあなたになり、
叶えたい事を叶えていきます。
今の時代、何かを学びたいと思ったら
ユーチューブでもクックパッドでも
なんでも無料で情報が入る世の中です。
だからこそ、それらではなかなか学べない付加価値をお届けしたい。
あなたの学びたい事、解決したい悩みはなんですか?
ダイエットに成功したい
肌荒れを改善したい
イライラする自分を変えたい
未来への不安を解消し、気持ちを安定させたい
冷えを解消したい
人それぞれライフスタイル、悩み、目標は違うはずです。
たくさん遠回りして、多くの経験をした私だからこそお伝えできる食との付き合い方
そして人生の向き合い方をお伝えします。
その先に結果がついてきます。
答えはいつも自分の中にあります。
私自身も食を整えて、それと共に人生を整え、
前向きに楽しく私らしく過ごせています。
サロンに来て頂くことで、1人でも多くの方が前向きになり、笑顔になって頂きたいです。
人生が豊かなときは、食も豊かです。
食が乱れているときは、人生も乱れていることが多いです。
今この文章を読んでくださっているということは
あなたも叶えたい自分がきっとあるはず!
是非一緒に理想のスタイルを叶えましょう。